一枚の売上伝票に、店舗運営の
  • 一枚の売上伝票に、店舗運営の
  • 未来を変える「小さなDX」が眠っている。
  • 本当の業務改善は、「現場」の「行動」に隠されているから。
  • ホームページを、もっとお店の力に。
  • お客様からの電話を受けた走り書きのメモ。
    管理を円滑にしようとエクセルやスプレッドシートのメンテ。
    現場に渡される手書きの指示書。
    iCloudの海に沈んでいく大量の作業写真。
    「あの車、どうなった?」と、工場内を行き交う確認の声…。

    この一枚の売上伝票作成までの長い「舞台裏」にこそ、「小さなDX」は眠っています。私たちが提供するオフィシャルサイトをベースとした、それぞれの整備工場様向け「小さなDX」。それは整備工場様の「小さなつまずき」を解消し、一枚の売上伝票に至るまでの「業務フロー」を大きく改善に導きます。

    今回は、カーユーザー様の依頼から納車までの情報連携を円滑にした、山市自動車様オリジナルプログラム『オートストリーム』の開発・導入事例をご紹介します。
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広大な工場に響く「あの車どうなった?」の声。情報が分断された「もったいない」舞台裏。

    • 『オートストリーム』が生まれる前、ボルボトラックをはじめ大型車の整備で多忙を極める山市自動車様の広大な工場では、誰もが「一生懸命」でした。しかし、その熱意とは裏腹に、情報の流れは至る所で「紙の指示書」「スプレッドシート」「iCloud」「ホワイトボード」で寸断され、目に見えない無駄な時間とストレスが生まれていたのです。これら分断された情報の流れを、一本のよどみない川へ変えること。それこそが、『オートストリーム』開発の原点であり、全ての機能の設計思想となっているのです。
    • 問題点 1 情報は3つに分断。フロントと現場の「見えない壁」。
    • お客様からの入庫連絡が入ると、物語は3つの異なるツールの上で始まります。
      ① フロントのPC: お客様の基本情報は**「Googleスプレッドシート」**に入力。
      ② 現場のクリップボード: 具体的な作業指示は、印刷された**「紙の指示書」**へ。
      ③ メカニックのポケット: 作業の証拠写真は、各自の**「iPad(iCloud)」**の中へ。
      全員がiPadという最新の武器を持っているにもかかわらず、司令塔であるフロントと、最前線である現場の間には、情報共有における「見えない壁」が存在していました。メカニックはスプレッドシートを開いて次にやるべき車を確認し、作業が終われば、手書きの指示書をフロントへ物理的に届けに戻る。フロントはその紙を見ながら、またスプレッドシートを更新する…。この繰り返しが、貴重な時間を奪っていました。
    • 問題点 2 iCloudは「情報の倉庫」ではなく「情報の沼地」だった。
    • 「お客様への説明のために」「作業の証拠として」。善意で撮られた何百枚もの写真は、iCloudにアップロードされた瞬間、**「情報の沼地」**に沈んでいきました。
      どの写真が、どの案件の、どの作業のものなのか。
      その紐づけは誰の頭の中にもなく、後から報告書や請求書を作成する段になって、フロント担当者が膨大な写真の中から目的の一枚を探し出すという、多大な労力を強いられていました。
    • 問題点 3 ホワイトボード頼りの代車管理。いつか起きる「最悪の事態」。
    • 「代車の予約、どうなってたっけ?」
      顧客の車を預かる上で生命線となる代車管理も、アナログなホワイトボードが頼りでした。いつ誰が予約し、いつ返ってくるのか。その情報は、常に曖昧で、ダブルブッキングという「最悪の事態」と隣り合わせ。さらに、自社の代車の車検時期を把握するのも一苦労で、「うっかり車検切れ」のリスクも潜んでいました。
分断された情報を「一本の川」へ。
  • 分断された情報を「一本の川」へ。
  • オートストリームが実現した3つの革命。
  • Why did we develop a program called AutoStream?
  • 「情報の渋滞」という、目に見えない最大の敵。
  • 私たちは、山市自動車様が抱えていた3つの大きな課題に対し、『オートストリーム』という具体的な解決策で応えました。それは、フロントと現場の「見えない壁」を壊し、「散らばった情報を整理」し、「アナログな管理業務を過去のもの」にする、3つの大きな変革の物語です。
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「見えない壁」の崩壊。フロントと現場を繋ぐ「デジタル司令塔」。

  • 「見えない壁」の崩壊。
    • ANSER 1 脱・紙、脱・スプレッドシート。
    • 『オートストリーム』が最初に行ったのは、情報の「川上」を整えることでした。お客様からの電話や来店で始まる全ての業務の入り口を、このシステムに一本化。フロント担当者は、もうスプレッドシートを開くことはありません。電話をしながら、顧客情報や作業内容、代車の予約までを一つの画面で完結させます。
    • ANSER 2 「受付記録一覧」こそが、工場の新しい司令塔。
    • フロントで入力された情報は、瞬時に「受付記録一覧」へと反映されます。これは単なるリストではありません。工場全体の「今」がリアルタイムで表示される、いわばデジタル作戦ボード。フロントも、現場のメカニックも、工場長も、全員がこの同じ画面を見ることで、「あの車どうなった?」という確認作業は過去のものになりました。
    • ANSER 3 優先順位の見える化。
    • この「司令塔」が最も強力なのは、“次に何をすべきか”を無言で指示してくれる点です。入庫しているにも関わらず作業が始まっていない車両は、問答無用でリストの最上部に赤く表示されます。これにより、作業の抜け漏れや対応の遅れといった、お客様の信頼を損なう最大のリスクを、システムが自動的に防いでくれるのです。

 チームの意識を一つにする、究極の見える化。
 チームの意識を一つにする、究極の見える化。

チームの意識を一つにする、究極の見える化。

個々のiPadで完結するだけでは、本当のチームDXは始まりません。『オートストリーム』の真骨頂は、工場内に設置された大型モニターにあります。そこには、本日納車分の車両の作業進捗がリアルタイムで映し出され、誰が何をすべきかが一目瞭然。ひときわ目を引くのは、作業が停滞している車両を示す真っ赤な警告帯です。これはもはや単なるモニターではありません。工場全体の「目」と「意識」を一つにし、チームを自律的に動かす「無言の工場長」なのです。

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「情報の沼地」からの解放。写真が「会社の資産」に変わる瞬間。

  • iPad mini「デジタル指示書」
    • 紙の指示書はもうありません。全ての作業内容は、iPad上で管理。現場のメカニックは、この画面から自分の担当業務を始めます。
  • 直感的なタップ操作
    • 作業が完了すれば、ステータスを指先でタップするだけ。このシンプルな操作が、リアルタイムな進捗共有を実現します。
  • 作業写真報告(入力)
    • 作業写真は、指示書の中から直接アップロード。タイトルや報告文を添えることも可能。もう写真が迷子になることはありません。
  • 作業写真報告(指示書)
    • アップロードされた写真は、即座にデジタル指示書に紐付き、「いつ、誰が、何の目的で」撮った写真かが、一目瞭然の状態に。
  • 作業写真報告(閲覧)
    • 紐づけられた写真は、タップ一つで拡大表示。報告書や請求書を作成する際に、もうiCloudの海をさまよう必要はないのです。
    • アナログ管理からの脱却。代車管理を、工場の「強み」に変える。
    • これまでホワイトボードや手書きのノートで管理され、属人化しがちだった代車情報。『オートストリーム』は、全ての代車をシステム上で一元管理します。車種やナンバーはもちろん、最も重要な「車検満了日」を登録しておくことで、代車管理は単なる雑務から、工場の信頼性を高めるための戦略的な業務へと生まれ変わります。
      • 「うっかり車検切れ」を、システムがサポート。 代車の車検満了日が近づくと、システムが色を変えて危険を知らせます。2ヶ月前なら「緑」、1ヶ月前なら「オレンジ」、そして期限が迫れば「赤」へ。この直感的なアラート機能が、どんなに多忙な中でも「うっかり」というヒューマンエラーを防ぎ、お客様の安全と工場のコンプライアンスを堅牢に守ります。

    • 「代車、空いてますか?」に、1秒で即答。
    • お客様を電話口で待たせる時間は、もうありません。受付画面では、代車が必要かどうかをチェックするだけで、全代車のリアルタイムな予約状況が瞬時にリスト表示されます。誰がいつまで利用しているかまで一目瞭然。これにより、フロント担当者は、顧客との会話を止めずに、その場で確実な代車の予約を確定させることができます。
    • 検索機能も充実
    • 必要なお客様の情報にアクセスする際、「お客様名」「使用テンプレート」「ナンバープレート」「代車利用状況」「メモ」に至るまで、日付範囲を「入庫日」「納車日」「指定期間」ですばやく検索することができます。
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「やっぱり紙がいい」その声にも応えたい。デジタルとアナログ、最適な方を最適な時に。 The fusion of digital and paper.

  • 受付一覧表印刷(A3-PDF)
    • 紙というと、時代遅れのように聞こえるかもしれませんが、デジタルにはデジタルの、紙には紙の良さがあります。例えばそれは、壁掛けカレンダーのように瞬時に全体を見渡せる一覧性。朝礼やミーティングで工場全体の状況を共有する際、この一枚が強力なコミュニケーションツールになります。
  • 作業指示書(A4-PDF)
    • お客様へ作業内容をご説明する時や、お車と一緒にお渡しする時。手元でお見せできる詳細な作業指示書と、作業の証拠となる写真がまとめられたこの一枚は、デジタル画面以上に、お客様の安心と信頼を獲得します。社内での技術共有や、トラブルシューティングの際にも、確かな記録としてその効果を発揮します。
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来店と納車をカレンダーで確認。

  • 来店と納車をカレンダーで確認。
    • check 1 工場の未来を映す、経営の羅針盤。
    • 日々の業務の効率化は、ゴールではありません。それは、未来の戦略を立てるためのスタートラインです。『オートストリーム』が最後にもたらすのは、経営者の“肌感覚”を、確かな“データ”へと変える**「工場の健康診断書」**とも言うべき、このカレンダー機能です。
    • check 2 【鳥の目】で、工場の「今」と「未来」を俯瞰する。
    • これまで見てきた「受付記録一覧」が、日々のタスクをこなすための“虫の目”だとすれば、このカレンダーは、工場全体の稼働状況を一ヶ月単位で把握する**“鳥の目”**の役割を果たします。
    • check 3 【データ】で、的確な経営判断を導き出す。
    • このカレンダーの真価は、上部に並ぶ数字にあります。
      「今月の入庫は23件、出庫は21件。そのうち車検は10件…」
      これまで漠然としていた工場の活気が、具体的な数字として可視化されます。
      「車検」ボタンを押せば、車検だけのスケジュールが表示され、「出庫日」を押せば、その月の売上見込みが高い日が予測できる。これはもはや単なるスケジュール帳ではありません。部品の先行手配、的確な人員配置、そして未来の売上予測までを可能にする、**経営の「羅針盤」**なのです。
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いかがでしたか? よろしければ私たちの話をお聞きください

    • その目で確認 1 モノ作りの姿勢
    • 私たちは、ただシステムを作っているのではありません。クルマ屋さんの「これ、もっと楽にならないかな?」という声に、どこまで寄り添えるか。その一点を、日夜、考え続けています。この『オートストリーム』も、その想いから生まれました。個々の整備・鈑金工場様に合わせた、完全オリジナルのプログラムですから、業務にマッチしないはずはありません。私たちのモノ作りへの情熱と姿勢を、ぜひ一度お確かめください。
    • その目で確認 2 あなただけの「小さなDX」を!
    • 今回ご紹介した『オートストリーム』は、オフィシャルサイトDXを基盤に、山市自動車様の課題を解決するためだけに作られた、特別なオリジナルプログラムです。整備工場と一口に言っても、その働き方や抱える課題は千差万別。だからこそ、本当の業務改善には、**あなたの工場に最適化された「小さなDX」**が必要です。
      「うちの工場でも、こんなシステムは作れるだろうか?」「まずは、自分たちの課題を相談してみたい」
      もし、この『オートストリーム』や、あなただけのオリジナルプログラム開発に少しでもご興味をお持ちいただけましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。貴社のための「答え探し」を、一緒に対応させていただきます。
    • その目で確認 3 1時間あたり200円〜のコストパフォーマンス
    • これらのシステムはリースではありません。長く使用するにつれて時間当たりコストは下がります。また一般的な人件費の最低賃金よりも安いのは大きな魅力といえます。
      (例:開発コスト300万円 ÷ 5年 ÷ 年間営業300日 ÷ 1日8時間営業 = 250円/時間コスト )
  • 手作りで丁寧に作り上げます もっとお役に立ちたくて 1990年04月02日

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    • 「大きなDX」だけでは、もう未来は見えない。
    • 売上伝票の作成、請求書発行、そして経営分析。メーカーは違えど、どの整備工場様にもある「伝票発行システム」は、まさに屋台骨を支える「大きなDX」です。しかし現場で流れる汗や、フロントで交わされる声、その膨大な「過程」までは映してくれません。インフレ、賃上げ、物価高…。時代の逆風が吹く今、本当にメスを入れるべきは、この「現場」に潜む無数の小さなつまずきです。スタッフ全員が本来の仕事に集中できる環境を創り出すこと。それこそが、これからの時代を勝ち抜くための「小さなDX」であり、私たちがご提案する、未来への投資なのです。
      • 私が対応させていただきます 埼玉県さいたま市から飛行機に乗らなくてもお伺いできるエリアであれば訪問させていただきます。もちろんオンラインや、この画面を見ながらの電話説明もできますので、画面下のラインもしくはメールにてお知らせください。

      • スタッフの写真

        代表取締役 中 野 剛 Tsuyoshi Nakano

本社
  • 株式会社リサイズ
  • 本社
  • 330 - 0854
  • 埼玉県さいたま市大宮区桜木町4-1014
  • 朝10時から夜6時まで営業中
  • おかげさまで20周年|STEP by STEP
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